☆青☆です。
彩り(いろどり)映画日記では、主にこれから公開される映画を中心に、楽しい話題をお送りしていきます。
第1回目は映画『TIME』の紹介です。
【作品情報】
監督/脚本:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィー。
配給:20世紀フォックス映画
今回は設定の説明ばかりです(^_^;)
ですが、その設定が本当に面白いんですよ。
人類が老化を克服した近未来が舞台のSFサスペンス映画。
生まれて25歳で老化が止まり、その後はずっとそのままの姿。
事故で亡くなったりしない限りは死なないのです。
例えば主人公とその母親の外見は共に同じ歳(25歳)にしか見えません。
これだけならよくありそうなSFですが、本当の設定はこれから。
なんと、世界唯一の通貨が『時間』なのです。
…?ですね。
順を追って説明します。
人類は皆、左腕に『ボディ・クロック』と呼ばれる時計が付いていて、25歳になったとたん、それが時間ごとに減っていきます。(25歳までは止まっている)
そして「0」になると、死にます。
苦しくなるとかではなく、スーパーマリオがタイムアップで死ぬみたいに、その瞬間にばったりと死んで、蘇生は一切できません。(そういえばマリオはなんでタイムアップで死ぬんだろう…)
また、給料も時間で支払われ、『ボディ・クロック』が、増えます。
1日働いても大体「24時間」ぐらいしか、給料はもらえないので、皆必死に働きます。1日働かないだけで確実に死んでしまいます。
とくに寝坊は死を意味します。下手をすると寝ている間に時間切れで死んでしまう。
休んでいる暇もなく、時間がもったいないので、移動は基本走る。
食べ物も、コーヒーが「4分」、チキンが「17分45秒」、1カ月の家賃が「36時間」など、すべて『ボディ・クロック』で支払います。
これが、通貨が「時間」という意味です。
まさに文字通り、時は金なり。
また『ボディ・クロック』は、お互いの手をつなげば、他の人にあげる事もできます。
悪用すれば、他人の「時間」を奪うこともできてしまい、この世界のギャングは基本的に時間泥棒です。
ここまで、設定しか話していませんが、私はこの設定だけで、観る前から、大期待をして観ました!(≧∇≦)
そして期待通りの面白さでした!!
ストーリーは設定負けしない、『ボディ・クロック』が減って死ぬかも…!っていうのが上手く使われる、ドキドキハラハラの展開!
『ボディ・クロック』の設定が気になるSF好きな人は絶対観ておいた方がいいです!!
観ている間も、後も、『通貨が時間』ってどういうことだろう…ということが、なんだか頭から離れません!
あと、もう少しストーリーの内容が気になる人は↓
上記で話した時間に追われる生活をしているのは、主人公を含めた大多数の貧乏な人々。ということはもっと「膨大な時間」を持っている人たちがいるということ、です。そこに主人公がどう絡んでいくのかが見どころです。
監督・脚本は、ジム・キャリー主演の映画「トゥルーマン・ショー」の脚本を書いた、アンドリュー・ニコル監督。
なので「トゥルーマン・ショー」が好きだよー、という人にもお勧めです!
映画『TIME』
2月17日金曜日公開。
劇場/札幌シネマフロンティア
ユナイテッド・シネマ札幌
<☆青☆>