☆青☆です。
彩り(いろどり)映画日記では、主にこれから公開される映画を中心に、楽しい話題をお送りしていきます。
今回は映画『僕等がいた・前篇』を紹介します。
■よくぞまとめた!長編ストーリー。
大人気少女マンガ「僕等がいた(原作・小畑友紀)」を元にした恋愛映画です。
3月7日現在で単行本15巻が出ている、大作恋愛ストーリーです。
そんなに長いストーリーを、映画にしたらかなり、ぎゅうぎゅう詰めになってしまうと思いがちですが、そんなことはありません。
キャラクターとそれぞれの関係性を分かりやすく描き、その上で主人公の気持ちをしっかりと追うエピソードを上手くまとめています。
更に、原作ファンが、ここ見たいだろうなという部分は外していません!
詳しくは言いませんが、あのシーンとか、このシーンとか…全部詰まっています(^_^;)
それでいて、説明不足だったり、物足りないと感じる所がないのが不思議。
上手く構成されているなぁ~と感心しました。
映画のスタッフは、必要なシーンを切り出して台本を完成させるまで、15巻分のマンガを何度読んだんだろう…と想像すると凄い苦労がうかがえます。
■共感しまくり!の映画です。
原作を読んだことがある人は当然、読んだことがない人にもおススメの恋愛映画。
何より、主人公の高橋七美のストレートな気持ちにきっと共感できるはず。
あなたが今現在学生なら、ハートのど真ん中に突き刺さります。
学生時代を過ぎた人でも、恋する気持ちの基本は変わりませんよね。やはり突き刺さります。
どちらにしても、この映画は、「主人公を応援する映画」というよりも、「観ている自分が主人公になるタイプの映画」です。
■男性も楽しめます!
という事で、じゃあ、男子はどうするんだ、という事です。
少女マンガを普段読んでいる男性なら間違いなく感動する作品ですので問題ありませんが、そうでない人はどうすればいいのか…
そんな男子の為に…発見しましたよ。
萌え要素を!
なんとこの映画にはあの、本仮屋ユイカさんが出演しています。
映画「スウィングガールズ」にて、一部では主演の上野樹里さんよりも人気があったという、伝説のメガネキャラを演じていました。
▲最初はリコーダーしか吹けない。トロンボーン担当の関口香織役。
最初は冴えない眼鏡キャラですが、徐々にその潜在能力と芯の強さが現われるという、なかなか憎い演出でした。
その本仮屋ユイカさんが、今回の映画「僕等がいた」で再びメガネキャラとして登場します!
▲かなり重要な役どころです。
今回も大人しいキャラクターですが、かなりの存在感を感じさせる演技をしています。
これが実にベストなキャスティングで、見れば納得、この役は彼女しかいません!
ちょっと映画の見方は変わってしまいますが、そういう方向の映画の楽しみ方も、充分ありだと思います。
しかも観終わったら、女子に「僕等がいたの映画観たよ」とか、話すきっかけが作れるじゃないですか!
どうですか?男子!
■2人で観れば更にイイ!
いずれにしても、これをデートで観たら、観終わった後に、相手をもっと好きになるだろうな~!と。
もし、相手がいるのに一人で観てしまったら、あとでまた一緒に見に来ることになるでしょう。
相手がいなくて一人で観たら…?
…相手を探しにいくことになるでしょう(^-^;
いや、本当に。そういった影響力が大きい映画で、超おススメです!
あと、絶対泣く。泣きます(;ω;)
映画『僕等がいた・前篇』
3月17日土曜日公開。
劇場/
札幌シネマフロンティア
ユナイテッド・シネマ札幌
<☆青☆>