マンガ・小説・
イラスト・ アニメの仕事
アニメーション作品は複数の静止画像をつなぎ合わせることによって出来ています。アニメーターは、アニメーション制作行程の中で、作品を構成する1つ1つの絵を描く「作画」を担当しています。脚本や絵コンテをもとにキャラクターや背景に動きを加え、絵に躍動感を生む大切な役割です。
平均年収
408.6 万円
「作画」とは、「原画」を描く仕事と「動画」を描く仕事に分けられます。
原画
アニメーションの中でポイントとなる最初と最後の絵。絵コンテや監督・演出家との打ち合わせをもとに、キャラクターの配置や背景を描いていきます。
動画
「原画」と「原画」をつなぐことによって、動きを与える絵。キャラクターの感情の変化や動き、また映像のなめらかさはこの「動画」によって左右されます。
多くアニメーターは「動画」制作から経験を積み、「原画」制作へとステップアップしていきます。「原画」制作で実力をつければ、絵のクオリティを管理する「作画監督」への道も開けていきます。
アニメーターになるためには、まず「画力」があることが重要です。今、アニメーション業界は、紙に鉛筆で絵を描く「アナログ作画」から、液晶ペンタブレットに絵を描く「デジタル作画」にシフトしてきています。よって、「アナログ」「デジタル」両方に対応することのできる「画力」が必要となってきます。
また近年では、CGやコンピューターを活用したアニメーション制作技法も普及しているので、このようなデジタルツールに関する技術を学べる専門学校を選ぶこともアニメーターへの近道になるでしょう。専門学校では、より体系的な学びを通し、実践的なスキルを身につけることによって、アニメ制作会社やプロダクションへの就職を目指します。
アニメーターになるために必ず必要になる資格や試験は特にありません。アニメーターとして最も求められる「画力」は資格や試験では測り切れないからです。そのため、自身の画力をアピールできるよう、人や動物のキャラクター、ものや食べ物、風景などの絵をポートフォリオとして制作しておくことを推奨しています。
最新テクノロジーの仕事
仕事図鑑一覧へ就職・デビューコンテンツ一覧
就職・デビューTOPページに戻る