ゲームの仕事
Cloud game engineer
クラウドゲームとは、ネットワークを経由しサーバーの中にあるゲームソフトを使ってプレイするゲームのことです。これまでのゲーム機本体とゲームソフトを購入してプレイしていた環境とは変わり、利用者はネットワークを通してサーバー上にあるゲームをリアルタイムで動かし、プレイします。このように、新たなゲーム体験を生み出しているクラウドゲームサービスのシステム構築、保守運営をするのがクラウドゲームエンジニアです。
クラウドゲームエンジニアの仕事はまず、ゲームとユーザーを繋げるネットワークシステムを設計・構築することから始まります。ゲーム開発だけでなく、クラウド技術など、様々な分野のスキルが求められる仕事です。
① 設計
提供するサービスにあわせてシステムの設計をします。クラウドゲームは特に、急激なアクセス増加によるサーバーダウンなど、ゲーム特有の問題が発生する可能性まで想定しなければなりません。
② 構築
設計をもとにシステムを構築します。ここで必要となる知識は、サーバー、ネットワーク、クラウドの知識です。スマートフォンアプリでも重い処置を一部代用させるためにクラウドサーバーが用いられています。
③ 保守・運用
サービスを安定的に提供するために保守・運用管理をします。クラウドゲームではシステムが24時間安定して動作するような環境の提供が求められます。
クラウドサービスやサーバーサイトの知識を習得してクラウドエンジニアとしてのスキルを高めておくことが必要になります。また、語学能力やプログラミング言語のC、C++のスキル、PhythonやBashのスクリプト作成、OpenGLやDirextX、Vulkanなどのグラフィックライブラリの実務経験などを求められることがあります。新しい職業にはなりますが、大学の情報学部や専門学校のIT系コースで学んだのち、ゲーム制作会社やクラウド系企業へと就職をして実務経験を積むこともおすすめです。
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