最新テクノロジーの仕事
コンピューターネットワークの構築・保守・管理をおこなう技術者のことをネットワークエンジニアと呼びます。現代社会において当たり前のように使われているネットワークによる高速通信ですが、快適な通信環境を維持するためにはネットワークエンジニアが活躍しています。
平均年収
690 万円
ネットワークシステムの設計・構築・保守・運用が主な仕事内容になります。それぞれの業務内容についてご紹介します。
① ネットワーク設計
クライアントが求めているシステムについてヒアリングをし、ネットワーク設計をおこないます。クライアント希望にそって、ネットワークの構成や使用するネットワーク機器(ルーターなど)の種類などを決めていきます。かかる費用やスケジュールまで検討し、クライアントと相談します。
② 設計
設計をもとにネットワーク機器の設置、設定、配線などの構築をおこないます。多くの拠点を結ぶ大規模ネットワークの構築には、数か月かかる場合もあります。構築できたらネットワークが設定通りの動きをするか回線テストをおこないます。
③ ネットワーク保守
ネットワークシステムに故障やトラブルが発生した場合、トラブルの原因を突き止め、必要に応じて機器の交換をおこないます。
④ ネットワーク運用
実装したシステムに問題点がないかしっかりテストを行います。自分の作ったシステムに実際にサイバー攻撃を行ってみたりもします。
ネットワークエンジニアに似た職種として、システムエンジニア(SE)やサーバーエンジニアがあります。それぞれの違いは下記の通りです。似た職種ですが、それぞれ構築する対象が異なります。
企業の情報システム部門やネットワーク専門の企業への就職を目指します。IT系エンジニアではありますが、物理的な通信機器の構築や配線なども業務内容にあたるため、ネットワークやハードウェアに関する専門知識が必要になります。また、近年では仮想ネットワーク(SDN)の発達でクラウド化の知識やプログラミングスキルの習得も推奨されるようになってきました。
セキュリティエンジニアに必要な力は仕事内容から見ても分かる通り多岐に渡ります。
ネットワークエンジニアとして働くために、必ず取得しなければならない資格はありません。ただ、以下のような資格を取得することによって、技術や知識があることを客観的に証明することができます。
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