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ネットワーク
エンジニア

Network engineer

ネットワークエンジニアとは?

コンピューターネットワークの構築・保守・管理をおこなう技術者のことをネットワークエンジニアと呼びます。現代社会において当たり前のように使われているネットワークによる高速通信ですが、快適な通信環境を維持するためにはネットワークエンジニアが活躍しています。

平均年収

690 万円

※厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査
システムエンジニア(基盤システム)」より

仕事内容

ネットワークシステムの設計・構築・保守・運用が主な仕事内容になります。それぞれの業務内容についてご紹介します。

① ネットワーク設計

クライアントが求めているシステムについてヒアリングをし、ネットワーク設計をおこないます。クライアント希望にそって、ネットワークの構成や使用するネットワーク機器(ルーターなど)の種類などを決めていきます。かかる費用やスケジュールまで検討し、クライアントと相談します。

② 設計

設計をもとにネットワーク機器の設置、設定、配線などの構築をおこないます。多くの拠点を結ぶ大規模ネットワークの構築には、数か月かかる場合もあります。構築できたらネットワークが設定通りの動きをするか回線テストをおこないます。

③ ネットワーク保守

ネットワークシステムに故障やトラブルが発生した場合、トラブルの原因を突き止め、必要に応じて機器の交換をおこないます。

④ ネットワーク運用

実装したシステムに問題点がないかしっかりテストを行います。自分の作ったシステムに実際にサイバー攻撃を行ってみたりもします。

ネットワークエンジニアに似た職種として、システムエンジニア(SE)サーバーエンジニアがあります。それぞれの違いは下記の通りです。似た職種ですが、それぞれ構築する対象が異なります。

  • ネットワークエンジニア : 個々のコンピューターをつなげるための「ネットワークシステム」を構築・運用します。
  • システムエンジニア : 「個々のコンピューター上で動くシステム」の設計・開発・テストをおこないます。
  • サーバーエンジニア : サーバー(サービスや機能を提供するコンピューター)を構築・運用・点検します。

どうやってなるの?

企業の情報システム部門ネットワーク専門の企業への就職を目指します。IT系エンジニアではありますが、物理的な通信機器の構築や配線なども業務内容にあたるため、ネットワークやハードウェアに関する専門知識が必要になります。また、近年では仮想ネットワーク(SDN)の発達でクラウド化の知識やプログラミングスキルの習得も推奨されるようになってきました。

求められる能力

セキュリティエンジニアに必要な力は仕事内容から見ても分かる通り多岐に渡ります。

  • TCP/IPやルーティングの設定など、ネットワークに関する知識
  • 無線LANやDNS、メール、Webサーバー、アプリケーションサーバーに関する知識
  • 専門知識を正しくクライアントに伝えることのできるコミュニケーション能力
  • ネットワークシステムに障害が発生した時の対応力

必要な資格・試験情報

ネットワークエンジニアとして働くために、必ず取得しなければならない資格はありません。ただ、以下のような資格を取得することによって、技術や知識があることを客観的に証明することができます。

  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • CCNA
  • CCNP

ネットワークエンジニア
を目指せる専攻

4年制AI&テクノロジー科

ホワイトハッカー専攻

国や企業をサイバー犯罪から守るセキュリティのエキスパート。4年間で社会が求めるスペシャリストを育成。

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4年制AI&テクノロジー科

AIエンジニア専攻

発展をみせる情報社会。AIシステムを開発・設計でき、最先端テクノロジーを身につけた、時代に必要とされるエンジニアを育成。

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