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最新テクノロジーの仕事

セキュリティ
エンジニア
(ホワイトハッカー)

Security engineer

セキュリティエンジニアとは?

サイバー攻撃、ハッキングから会社の機密情報を守ることに特化したエンジニア。
ITの普及が一般化した現在では、日本でも世界各国のハッカーから1日数億回のマルウェア(コンピュータウイルス)によるサイバー攻撃がされています。ハッキングなどから大切な情報を守る対策を考え実行するスペシャリストがセキュリティエンジニアの仕事です。

平均年収

559.3 万円

※厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査
セキュリティエキスパート」より

仕事内容

セキュリティエンジニアの仕事は大きくわけて「企画」「設計」「実装」「テスト」「運用」の5つに分かれています。

① 企画

システムの問題点や対策として必要なことを考え、どのようなセキュリティが必要なのか企画・提案を行います。

② 設計

企画をもとに、様々な攻撃などを想定したセキュリティシステム設計を行います。

③ 実装

ネットワーク機器やOSの設定を行い、システムが作動するためにプログラミングを行います。

④ テスト

実装したシステムに問題点がないかしっかりテストを行います。自分の作ったシステムに実際にサイバー攻撃を行ってみたりもします。

⑤ 運用

導入したシステムを安全に運用します。また継続的に調査を行い、新しい方法での攻撃に対応するために最新情報を入手し、システム障害やサイバー攻撃などに対処するためバージョンアップなども行います。

どうやってなるの?

PCやサーバ、OS、ネットワーク、プログラミング言語など様々な専門知識が必要です。
独学ではなかなか難しいので、専門学校や大学に進学し、必要になる専門知識を体系的に学ぶことが必要です。その中で知識だけをつけるのではなく、繰り返し経験を積むことで「知っている」から「できる」に変える必要があります。その後、ITコンサル企業やセキュリティ企業への就職が一般的ではありますが、現在の社会の変化により、IT企業以外の一般企業でもセキュリティ部門があったりするので、就職先の企業は多岐に渡ります。 就職後、経験、実績を積み重ねることで、企業の開発チームのリーダーになり、セキュリティコンサルタントやホワイトハッカーへとキャリアアップも可能です。

求められる能力

セキュリティエンジニアに必要な力は仕事内容から見ても分かる通り多岐に渡ります。

  • サーバ、OS、ネットワークに関する専門知識、IT関連の法律
  • セキュリティにおけるマネジメント力
  • ITモラルと信頼性
  • 海外企業と連携ができる英語力
  • 高度なプログラミング
  • チームメンバーやクライアントに対応するためのコミュニケーション力

必要な資格・試験情報

セキュリティエンジニアになるための必須資格はありません。しかし、資格取得を目指すことで自分の専門知識により磨きをかけることができます。また、自身のセキュリティエンジニアとしてのスキルを証明することにも役立ちます。

セキュリティエンジニア
を目指せる専攻

4年制AI&テクノロジー科

ホワイトハッカー専攻

国や企業をサイバー犯罪から守るセキュリティのエキスパート。4年間で社会が求めるスペシャリストを育成。

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